設計者からのコメントオオツカヨウ建築設計
閑静な住宅街の曲がりくねった道の途中で、木々が生い茂った角地に出くわす。東西に長いこの敷地に平屋の家がひっそりと建っていました。飾り気のない簡素な住宅ですが、対面すると何か気になる存在で、記憶に留まりました。
この平屋の家を、改築し、住宅兼事務所としました。eyestopになっているこの場所は、近隣の住人には当たり前であった「記憶に残る街並」です。記憶の「形」と今回の新しいデザインが緩やかにつながり、過去から現在の懸け橋になればと願っています。
日本エコハウス大賞2017 審査員特別賞受賞