ブログ記事一覧 / 新年のご挨拶2025(新年特設ブログ)

  • 新年のご挨拶2025(新年特設ブログ)

    2025-01-01

    新年あけましておめでとうございます。

    イーシステム株式会社 代表 横山です。
    今年も放射冷暖房や空調・換気の設計施工を通じ、快適な温熱環境をご提供して参ります。
    住宅のZEHや今年新設されるGX志向型住宅への設計計算支援・非住宅のZEBなど各種計算補助資料の作成を行います。
    また、昨年ご依頼が多かった気密測定、赤外線カメラでの断熱調査についてもお問い合わせください。

     

    また、前職時代を含め、当社で設備の取付を行ったお客様には、中々ご挨拶、ご訪問も出来ずに申し訳ありません。メンテナンスや機器の買い換えの見積など、お気軽にお声掛け頂ければと思います。

     

    新年度に向け、当社の業務を改めてご紹介致しますので、ご用命があればご連絡頂ければと思います。

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    新築向け補助金

    「GX志向型住宅」の新設。160万円の補助金

    24年11月末、国土交通省と環境省は、省エネ性能の高い住宅を取得する人に対して、1戸あたり最大160万円の補助金を出し、住宅購入を支援する「子育てグリーン住宅支援事業」を発表しました。

    2024年も住宅購入を支援する補助金制度はありましたが、この新しい制度は補助額が大幅に増額されています。

    GX志向型住宅とは、断熱性能が高く、省エネ機器を搭載し、太陽光発電システムなどを搭載して、住宅で使うエネルギーを賄うことができる住宅としました。
    断熱性能の要件は、断熱等性能等級の「6以上」、省エネ要件は、再エネを除いた一次エネルギー消費量の削減率が「35%以上」、創エネ要件は、再エネを含む一次エネルギー消費量の削減率が「100%以上」
    補助対象世帯は全世帯としています。

     

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    断熱改修向け補助金

    「いわて省エネルギー住宅建設推進事業費補助金」(いわてZEH+住宅等普及促進事業費のうち新築向け)

    令和6年度には「いわて省エネルギー住宅建設推進事業費補助金」(いわてZEH+住宅等普及促進事業費のうち新築向け)が行われました。令和7年度も行われる予定があるようです。

    https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/kenchiku/kojin/hojo/1073811.html

    (1)建設業者は岩手型住宅賛同事業者又は岩手県地域型復興住宅地域住宅生産者グループの登録事業者であること。

    (2)県産木材を5㎥以上使用すること。

    (3)要綱別表第1に定めるZEHを上回る基準に掲げるいずれかの種別の要件を満たすこと。

    (4)ZEHを上回る基準であることを示す証書を取得すること。

    (5)要綱別表第2に掲げる要件を満たすこと。

    (6)建設現場見学会等を実施すること。

    (7)気密工事の完了後、気密性能試験を実施し、相当隙間面積(C値)1.0平方センチメートル/平方メートルを満たすこと。

    (8)遵守事項に関する確認書の内容を理解した上で補助金を申請すること。

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    断熱改修

    今までは断熱気密をしっかりする事で、光熱費が維持できたのですが、エネルギー価格の高騰により、光熱費が増えて大変というお悩み良く耳にするようになりました。

    対策としては、ペアカラスからトリプルガラスの交換や内付けサッシの増設、断熱材での断熱性能の強化、太陽光発電や蓄電池の設置などが考えられます。

     

    古民家などの古い住宅でも断熱改修で、高気密高断熱化する事が可能です。

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    断熱改修の事例リンク

     

    また、全面改修が予算的に難しい場合、部分改修を行う事も出来ます。

     

    国の補助金も出ますので、一度ご相談頂ければ、費用対効果についてご説明したいと思います。

    部分改修のリンク

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     気密測定と赤外線カメラでの断熱気密調査

    現在、国の基準では気密性能に関する基準は無くなっていますが、隙間の多い建物では、計算上で断熱等級5でZEHでも思ったような性能が出ずに、結露が生じたり寒さや光熱費が高いなどの不満が出るケースが散見されます。

    新築、改築時に気密測定と赤外線カメラでの断熱気密調査を行う事をお勧めします。

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     集合住宅や行政の庁舎などの省エネ計画

    ヨーロッパでは集合住宅の断熱改修などが積極的に行われており、省エネ効果が高いです。

    こういった事例を市町村に知って頂き、行政で取り組んで頂きたいと思っております。

    当社はエネルギーエージェンシーいわてDot next projectを通じて断熱気密の講習会や調査などに協力しております。お問い合わせ下さい。

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    パネルヒーター

    当社でパネルヒーターを勧める理由は写真の通り。足元暖かくしたかったら、性能の良い窓を採用して、窓際に放射型の暖房を入れましょう。

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    また、夏に冷房・除湿が出来るタイプもありますので、エアコンからの風が苦手な方は、こちらを推奨しております。

     

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    https://ps-group.co.jp/product/lineup-r/hr-c

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    換気システムのメンテナンス・交換

     

    熱交換換気はフィルターの清掃を定期的に行う必要があります。

    フィルターは2~3か月に一度の交換を推奨しております。

    また、古くなって異音がするようになった場合、正常に換気が出来なくなるので、点検や買い換えをご検討下さい。

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    全館空調ゼントラル・クリマ(日本スティーベル)の設計施工

     

    ゼントラルクリマ当社では、全館空調に日本スティーベルの換気システムと三菱ダクトエアコンを組み合わせたシステムをお勧めしています。

    一般的な全館空調ではルームエアコンを床下や屋根裏などに設置するケースが見受けられますが、熱を供給するだけでなく、熱を回収する事も重要です。

    ゼントラル・クリマの特徴は以下の通りです。

    ・3種換気と混合する一般的な全館空調と比べ、お風呂やトイレの排気からも熱回収するので熱交換効率30%以上が高い。(お風呂とトイレの排熱は家の大きさによっては30~50%になることも)

    ・壁付けリモコンで快適な自動温度調整。隠ぺいされたエアコン本体の温度センサーでは、お部屋との温度差が出やすいですが、本システムではリモコンの温度センサーで感知するので、正確に温度をコントロールできます。

    ・室外機が少なくなるので、省スペースになります。

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    暖房・冷房の熱源機の交換

     

    深夜電力を中心の暖房を行っていた方は、かつては深夜電力の割引があったのですが、現在は割引はなくなり深夜時間帯と日中の価格差が無くなってしまいました。

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    古くなった熱源はヒーター式からエアコンのようなヒートポンプ熱源へ更新する事で、

    パネルヒーターはそのまま使えますので、風の無い輻射(放射)熱暖房を継続する事が出来ます。

    また、令和7年の3月までで三菱のエコヌークールが販売・製造が終了します。

    買換えをご検討の方はお問いあわせください。

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    省エネ計算

     

    当社の省エネルギー計算代行ですが、来年、令和6年4月から建売や賃貸住宅の省エネラベル表示制度の計算補助業務に対応しており、チラシをリニューアルしました。

    省エネルギー計算代行業務 チラシ イーシステム2023-12-15_page-0001省エネルギー計算代行業務 チラシ イーシステム2023-12-15_page-0002

    ZEHや低炭素認定は、申請書類が90ページを上回る事がしばしば…。面倒な省エネ計算は当社にお任せください。

    リンクはこちら

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    スマートフォンアプリ「かんたん燃費」

     

    「かんたん燃費」は、手軽な操作で住宅の冷暖房費を計算することが出来るスマートフォン向けアプリです。

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    「かんたん燃費」では、新築や増改築をお考えの方向けに、実際に家を建てる前に省エネな建物の勉強する事を目的として、断熱材やサッシなどの種類や厚みを変更するコンテンツを用意し、冷暖房費をどのくらい削減できるかをシミュレーションします。(実際の建物とは異なります)

    「かんたん燃費」には、建築のプロや建材メーカーなどのコアなユーザーの為に、断熱材や断熱サッシ、換気システム、冷暖房機器などの入力アイテム数は100種類以上あり、新しい建材を追加する機能や組み合わせたオリジナルの断熱仕様を保存する機能があります。

    また、計算結果をQRコードを作成し、ユーザー、ビルダー、建材メーカーが計算したデータを共有できる機能を搭載しています。

     https://kantan-nenpi.com/

     

     

     

     

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