建築知識 №760 2018-3 に資料提供
「ずば抜けたプロだけが知っている小屋組の極意」の特集でP89、厚さの異なる断熱材(100㎜・200㎜・300㎜)を使用した屋根・天井表面温度の比較の資料提供致させて頂きました。
もるくす建築社・佐藤社長が執筆した「屋根断熱と気密を徹底する」のページの補助資料ですが、とてもわかり安く掲載して頂いてうれしかったです。
もるくす建築社・佐藤社長にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。
掲載内容は夏場を快適に過ごすために、天井の断熱の厚さがどの程度あったら良いかという事ですが、結論としては、断熱が厚い方が、省エネで温度も快適になります。
各断熱の暑さに対して、U値、表面温度、熱損失で比較しているので、天井断熱の厚さに迷っている方は参考にしてみてください。
記事の補足ですが、熱損失の計算では、「住宅省エネルギー技術」設計者講習のモデルプランを参照とし、天井面積は67.91㎡ 屋根の温度70℃、室内温度28℃した場合の熱損失として計算しております。
HGW100㎜と300㎜では冷房負荷がずいぶん違くなりますので、省エネと快適の観点から300㎜断熱にも、是非、挑戦してみてください。