本日は、宮古市の新築工事現場、完成時気密測定に来ております。
中間測定時に測定しているので、完成時には、電気通信配線や水道・排水、給湯器、エアコンなど、気密部を貫通した部分のチェックが主になります。
測定結果、C値0.178㎠/㎡ (1m×1mの当りの隙間面積)
当社ではC値0.5㎠/㎡以下(0.3㎠/㎡推奨)をお勧めしておりますので非常に良い結果でした。
建物全体の隙間に換算すると、21㎠は約4.6㎝×4.6㎝の隙間という事になります。
仮に、この家の場合、C値が1.0㎠/㎡だったとすると、117.54㎡(実質延べ床面積)の場合、10.8㎝×10.8㎝の穴がドアを閉めても隙間風が入ってくるという事ですから、窓を少し開けながら生活するような感じになってしまいます。
また、隙間が多いという事は、断熱材と断熱材の間に隙間があるという事なので、断熱の効果自体も悪くなってしまいます。
また、気密が良いと周囲の音が遮断され、屋内が静かになります。グラスウールなどの繊維系の断熱材は吸音効果もあるので、静かな生活がしたい方や、オーディオや映画を楽しみたい方は、断熱気密工事の制度の良い施工店さんに依頼するのが確実ですね。