本日は、岩手県花巻市内の個人病院(診療所) 中間気密測定を行いました。
設計・管理は有限会社吉田建築設計・計画事務所さん
以前から、住まい環境プランニングの古川さんに断熱気密のご指導をして頂いていた現場です。
設計当初から、診療所の温熱環境を重視し、断熱等級6のUA値0.28の性能を意識して断熱気密の収まりの良い構造・意匠になるよう考えられ、BIMによる三次元設計が行われています。
現場での施工状況もとても丁寧で、大工さん、設備屋さん、電気屋さんともに現場で待機して頂いている状況で気密測定開始。目標値はC値0.5㎠/㎡以下です。
1回目から0.12㎠/㎡
玄関周りに隙間があったので、その場で補修を行い2回目の測定
自動では数値が安定せず、手動で10点測定を取りました。
結果は0.106㎠/㎡ととても良い結果でした。
この結果に、現場監督さんも「がんばった甲斐があった」とニッコリでした。
また、この現場の省エネ計算・光熱費の計算は当社で行っており、断熱気密の費用対効果や冷暖房設備の削減により、受電設備の省略(電気設備容量を50kW以下にまとめる手法)により大幅なコストカットに成功しております。(この手法については、念密な建物性能の計算と暖冷房設備の負荷計算、電気設備の知識が必要で、失敗すると暖冷房が足りなくなるリスクがあるので安易にはお勧めしません。ご依頼は当社にお願いします。)
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