陸前高田で換気ダクト施工。
当社は日本スティーベルLWZシリーズ採用が多いですが、その理由としては以下の通りです。
・本体の接続が150φである事。細いと風量が出ない。
・熱交換効率が高い。
・風呂も接続出来て熱交換に無駄がない。風呂がつなげないと夏以外の熱損失も大きい。
・本体が壁付けでフィルター交換がしやすい。
・フィルター交換のサインが本体に表示される。
・本体風量をデジタル数字で設定できる。出来ない機種多いです。
・フィルターが優秀。花粉症の人にぴったり
いっぱい書いてしまいましたが、どれも必要な項目です。
その本体の特性を生かすために、必要な施工としては、
・長い経路は150φを使い、100φの配管は5m以上使わない(20m3以下は可?)
・断熱ダクトを使用する。
・給気口の前にサイレンサーを使用する。(簡易なものからちゃんとしたものまでありますが、当社で使っているのはタイロンの消音ダクト1mです。ほぼ音が無くなりますが、40m3以上風量出すと給気口本体から音がするので注意が必要です)
・理想はスパイラルダクト・・予算やダクト経路の都合で大体フレキですが・・。
・風量測定を行う。施工しただけで風量測定をしないと給排気口の風量を図面通りに確保できません。1人=30m3/h欲しいのですが、極端に少ないと睡眠の質が低下します。
ずっと使う機器なので、しっかりしたものを選びたいです。
また、本体の設置位置に関してですが、機械室を設けて頂き兼掃除機入れになるように提案しています。そうすると1週間に一度は換気本体を見る事が出来るので、フィルターのサインやエラー表示を確認できます。
当社では暖冷房・換気のオリジナルの取説に当社の電話番号記載の清掃カレンダーも入れているので、定期的にフィルターの注文したり、交換の手順などのお問い合わせをするときに便利です。
この手法は、ヨーロッパで住宅視察に行った時に見た設備屋さんやDotプロジェクト座長の長土居さんをお手本にしています。
(写真に写っている袋入りグラスウールは内壁の防音の為です。外皮はピンクのほうです)