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  • HEAT20 Webinerの感想など。

    2021-05-27

    HEAT20設計ガイドブック発刊記念セミナーを聴講させて頂きました。
    HEAT20 の初めて成り立ちからのお話を聞けて良かったです。
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    坂本先生から「CO2を減らすという目的の人は一部で暖かな家をゲットするためという人が多い事を忘れないようにしたい」というコメントも良かったですし、鈴木先生から「G1~3の外皮目標はゼロエネハウスの最終シナリオに導くための手段の一つ」との説明で納得が行きました。G1間欠暖房=G2全館暖房、G2間欠暖房=G3全館暖房というのもエネルギーの比較として良い表現ですね。
    HEAT20の本も持ってましたが、かなり飛ばして読んでいたので、外皮基準だけ独り歩き(私が知らないだけ(汗))していただけですね。
    窓は今はもっと良いものがあるので、比較対象が変わると計算結果が代わるかもしれませんね。
    C値に関しては、ちょっと甘いなと感じる部分がありました。
    気密測定の実務者としては、3種換気は測定時に蓋するので影響はなく、隙間は十中八九、シートに隙間だけでなく、その奥は断熱欠損(断熱と躯体の間に隙間がある)になってます。サッシ周りに隙間があれば、雨の日はレンジフードを回すと雨を吸って中に入ってしまう事もあります。そんな施工者のうっかりミスが隙間です。温度差があるときは熱カメラで見れば面白いくらいわかります。何もないはずの場所が青く映るので(笑)隙間は見つけたらみんなで直すのが吉です。
    とは言え、国の最低基準が義務化されない中で、良い指針となっているのは間違いないです。
    多くの人に正しい情報が行き届く活動を私も応援したい気持ちです。

イーシステム株式会社